作り手の想い


創業者 水上悦男


 私達は製本を楽しんでいます。

 

今まで培った知恵と技術でオリジナルの製品を作り、それを手にしたお客様の喜ぶ声を聞くことがモチベーションになってます。

なので日々新商品が生まれています。

そんな水上製本所へ是非お越しください。



ものづくりのおもしろさ

掌(たなごころ)という言葉が私は好きです。掌で心地よさを感じてもらえる商品を作りたいと思っています。その為に機械ではできないところは手作りをするというのが私の理念です。



和紙と素材のこだわり

「知は洋紙に 情は和紙に」と言われた方がいます。水上製本所を創ったきっかけの一つが、和紙との出会いです。私達が手にする多くの本は洋紙ですが、和紙と洋紙では全く違う特徴があります。洋紙は両面使え、固く冷たい触り心地です、和紙は透けやすく軽く丈夫で温かさを感じます。

 

有名なデザイナーの言葉に「書籍という手法をとるからには その物質に着目し、紙というマテリアルを最大限に生かすことが大切である」と言われていました。そして私は 和紙という物質性にどんどん引き込まれていきました。



身近な製本

大量生産によって変わってしまいましたが、製本は身近なもので、本は買い直すだけでなく修復したり、使いやすくカスタマイズする等様々な楽しみがあります。

手作りゆえに水上製本所では、お客様一人ひとりの想いを大切にして、あなただけの製品をお作りします。店内の商品全てが見本でもあります、1点からでもお受けいたします。まずはお気軽にお声掛け下さい。



製本会社の未来への想い

教科書等の機械製本をしている本社ジーブック。デジタル化・変わりゆく時代の中、私も変化しなくてはと悩んでいる時、2009年の印刷・製本機械展示会でみた高級旅館のパンフレットの美しさに衝撃を受けました。その表紙は 真っ白な手漉き和紙の真ん中が丸く漉き抜かれ黒の活版で旅館名だけ印刷した有名デザイナーが製作したものでした。

 

私も「直接お客様の声を聴いて素敵な商品を作り、唯一無二の製本会社になりたい」そんな思いから水上製本所は創られました。他にはない品とものづくりがあるお店です。是非お立ち寄りください。